映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第18作で、アメリカでは前作『ゴールデンアイ』の収益を上回ったヒット作。
南シナ海の公海上を航行していたイギリス海軍の艦船と中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機が、謎のステルス艦によって攻撃を受ける。
イギリス海軍がGPS電波のハッキングを受け位置情報が狂っていたから発生した事件だが、それを取り仕切ったのが、巨大メディア王のカーヴァーで、世界大戦が勃発すれば自身のメディアの特ダネを狙った犯行だった。
イギリスの諜報員としてボンドが、中国の国外安保隊員としてウェイ・リン(ミシェル・ヨー)が互いに真相を突き止めるべくカーヴァーに接触するのだが・・・というストーリー。
ピアース・ブロスナンがボンドを演じて二作品目になる本作ですが、これまでの007シリーズとだいぶテイストが変わって来ました。
ボンドの元恋人が出てくるのですが、そんなに重要な意味があったようには思えないし、恋愛感情に揺れるボンドもイマイチです。
スパイ工作がサイバーテロなどがあり、かなり現実っぽくなってきて迫力があるのですが、どこか普通のスパイ・アクション映画になっています。
しかし、本作のボンドカーは、かっこよく素晴らしかった。こんな方法でリモート走行できる車があったら欲しい!
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