「ジェームズ・ボンド」シリーズ第15作目で、ジェームズ・ボンドをティモシー・ダルトンが演じた初作品。
前作までのロジャー・ムーアの007シリーズから一転して、完全シリアス路線です。
なので、この時代の政治的な背景を理解していないと、展開が少し複雑に感じました。
ボンドはソ連・KGBのコスコフ将軍を東側のチェコから西側のオーストリアへの亡命を助け、コスコフ将軍によると、KGBの新しいトップ、プーシキン将軍が英米のスパイ計画を目論んでいるとのこと。
しかし、実はプーシキン将軍を陥れ、ソ連の公金を横領するコスコフ将軍の作戦だったことに気づくボンドだが・・・というストーリー。
全編を通してシリアスなスパイものになっていて、ボンドのキャラクターも結構普通の諜報員でした。
ボンドガールのカーラは、感情に左右されやすいタイプで、ボンドにベタ惚れなのは良いのですが、かなりヤバい所に猪突猛進してきてヒヤヒヤしましたというか、あり得ないでしょ?という感じ。
やっぱりショーン・コネリーとロジャー・ムーアの影響が大きいですね。
新しいジェームズ・ボンドのキャラ像にまだ馴染めません。次作以降に期待です。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓