先日、LGBT理解増進法（性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案。以下、”LGBT法”に略）なるものが国会で可決されて、早速施行されました。（え？なんか可決から施行までが異常に早くない？）
LGBTとは、Lesbian（レズビアン、女性同性愛者）、Gay（ゲイ、男性同性愛者）、Bisexual（バイセクシュアル、両性愛者）、Transgender（トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人）の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ（性的少数者）を表す総称として使われる単語です。
今回可決された法律は、超簡単にいえば、「どんな性的嗜好、性自認の人も差別してはいかんので、もっと理解していきましょう！」という感じのゆる～い法律です。
法律を読んでみた上で、賛成派、反対派の声を聞いてみたのですが、ゆる～い法律が故に解釈の幅が広すぎて、余計に問題が見えにくくなっているような印象を受けます。
政治イデオロギーが右派の人からは「この法律は性犯罪を誘発する」と指摘され、左派の人からは「こんな法律は甘すぎて、誰も救済できない」と言われています。
もちろん、どんな人も、性的なことに限らずとも、多数派であれ少数派であれ、差別をしてはいけません。当然、憲法でも定められていることであり、一般常識でもあります。
しかも、この法律、「保守政党」と思われていた自民党がむしろ率先して、この法律を半ばゴリ押し気味に通してしまったことが、問題に拍車をかけています。
なぜ、こんな微妙な法律を、急いで可決して施行までしてしまったのだろう？
もし、性犯罪を目的とした人（生物学的男性が多いと思われます）が、「今日は私は女だ」と性自認をひけらかし、女性用トイレや更衣室に忍び込み、この法律を盾に性犯罪を犯すことがあったなら？
いやぁ、それは犯罪でしょ！
捕まえて法の裁きを受けてください！
この法律とは関係なく、男性であれ女性であれ、男性同士であれ、女性同士であれ、性的な暴力を同意なしですると犯罪でしょ！
まぁ、この法律を取り違えて、「わしは女や！」とさえ言えば、何でも出来ると勘違いする自称「性自認女性のおっさん」が増える可能性は否めませんが・・・。
そんなことよりも問題なのは、いわゆる「LGBT」と言ったカテゴリーの人（マイノリティ？）は、「異常」なのか？という事です。
逆に言えば、異常ではない「正常」・・・「性的ノーマル」ってなに？
「私は性的ノーマルです。」って言わないといけないの？
じゃ、「あなたの性的ノーマル性を説明してください。」と言われたら、答えないといけない？
例えば、私は、ある就職の面接を受けたとしましょう。
そこで私が、自己紹介の場面でこう言います。「私は、恋愛対象が異性の性的ノーマルです。」
それで、就職試験に落とされた場合、私の能力が無いから試験に落ちたのか、私の性的（ノーマルな？）嗜好が社風に合わないから落ちたのか、その会社は訴えられたら説明しないといけなくなるの？
あぁぁ、ややこしいぞ！
そもそも、性的嗜好って、千差万別、いろいろあって、しかもあんまり口外しないものですよね。
さて、何で、こんなややこしい法律を早急に通してしまったのだろう？しかも自民党様が先頭に立って。
これは、あくまでも噂レベルですが、先般の広島サミットで米大統領が原爆資料館を訪れる代わりに、この法律を通させたという話もあります。
まぁ、それもあるのかも知れません。
けど、私は、この法律でバタバタしている間に、何か別の策略が進んでいるのではないかなぁと妄想しております。
そう言えば、広島サミットの辺りから、日本の株価が上昇していますね。
円安も再び進んでいます。
そのくせ、2022年度の税収見通しが過去最高だって？（そんなに景気良いの？）
ひょっとして、日本の叩き売りが本格的に始まろうとしているのか？
叩き売りをする場合は、まずは持ち上げてから落とすのが鉄則ですからね。
そう言えば、岸田首相は、「インベスト・イン・キシダ（岸田で？岸田に？投資しろ）」とか言ってたなぁ。
という事で、LGBT法について、ツッコミまくろうと思っていたら、その後ろに胡散臭い何かに引っかかってしまったという話でした。
今回の珍言爆言
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曖昧な政局の背後に何があるか備えよう。
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