以前にも何回か取り上げたテーマなのですが、今回も「真面目メーター」について、もう少しだけ深く更に勝手に考えてみようと思います。
「真面目メーター? なんじゃそりゃ?」という方は、以前に書いたトピックをご確認ください。
「真面目メーター」とは、「真面目に一生懸命働いた」ことが数値化できる計測器(メーター)が出来れば、この世の中は平和になり人生は豊かになるのではないか?という発想でした。
この「真面目メーター」を真面目に実現化できないか?と考えていたのですが、「そんな事をしなくてもいいんじゃね?」と気づいたんです。
それは、「お天道様が見てるから」という意識が私達にあるからです。
最近の子供の教育はどうなのか分かりませんが、私が子供の頃は「そんな事したらあかんよ(ダメだよ)、悪いことしたら、お天道様が見ているよ。死ぬ時、地獄で閻魔様に舌抜かれるよ」と両親や祖父母にたしなめられたものです。
子供心に、「何言ってるんや、お天道様って誰やねん。」と思っていたのですが、歳を重ねていき、経験を積むに従って、その忠告・躾の意味がわかってくるようになりました。
お天道様は世間の目?と思っていた時期もありましたが、それでは、他人に見つからなければ悪いこと(犯罪)をしても良いということになります。
「お天道様が見ているで」というのには、もっと深い意味があるんですよね。
それこそ、「自分の良心を裏切らないか?」ということです。
つまり「真面目メーター」ですね。
「誰にも見られてなくても、人として真っ当なことをする。」
「自分だけでなく、他人にも喜んでもらえるようにする。」
これって、お天道様に恥じない生き方です。
そして、これこそが「真面目メーター」だと思うんです。
私は、中国に住んでいたことがあります。(コロナ禍になって、日本に帰ってきました。)
中国では、至る所に監視カメラがあって、当局が常に監視をしています。
「お天道様」じゃなくて、「監視カメラ」に見られているんです。
日本人は息苦しく感じると思うのですが、中国人に聞いてみると、ほぼ全ての人が「これで犯罪が減るから良い」と答えます。
誰かに監視されていないと悪いこと(犯罪)をしてしまう社会と、自らを律して秩序を保とうとする社会、どちらが豊かな社会なのでしょうか?
そう思うと、「お天道様がみているよ」と諭して、自らを律して生きることができる世の中って、かなり素晴らしく豊かな精神性なのではないかと思うんです。
あとは、真面目に生きているのに、生活が苦しい人が多くなっているのが問題ですよね。
むしろ、真面目に生きているのに生活が苦しいという社会制度が、人間らしくないのではないのでしょうか?
これも海外で生活をしていて気づいたのですが、日本人の労働力の質とか、効率とかは、とんでもなく高いんです。
けど、なかなか裕福になれない。むしろ、日本のバブル崩壊後、我々の平均所得は減っています。
だから、投資をしましょう! この壺を買いましょう! この教祖を信じましょう!
え? あら? チューチュー吸われる養分になってはいませんか?
この辺りのおかしさに気づいてきた人が増えてきている実感はあるのですが、まだまだだと思います。
お天道様に恥じない真面目な生き方をすれば、まともに生きれる社会を目指して。
一人でも多く目覚めを得られるようなメッセージを、これからもお届けしたいと思います。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
真面目メーターはお天道様が目盛りだった。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓