緊急事態宣言が出されている東京の銀座のクラブでちょいと遊んでしまって、その上嘘の説明をしてしまって、所属している党から離党勧告を受けたり、議員辞職をしたりと、国会議員の先生方がお騒がせしてますね。
これ、めちゃくちゃのぐちゃぐちゃだと思うんです。
少し厳しめに言えば、民主主義崩壊の第一歩なのかと・・・。
どういう意味かと言えば、例えば国会議員が法律で禁止されているギャンブルをして、そのことを誤魔化して嘘をついて逃れようとしたというのであれば、致し方ない処分の方法かと思います。
違法ギャンブルですからね、しかるべき刑事罰を受ける。
もし本人が認めるのであれば、判決が出る前に議員を辞める。(国会議員はリコールされません。)
これは理解できます。
しかし、今回の緊急事態宣言というのは、例によって例のごとく「自粛を要請」しているレベルです。
なので、仮に「要請されている自粛」を受け入れず、20時以降にサービスを提供している飲食店も、厳密には法律違反ではありませんし、実際営業されている店もあります。
そういう店は、協力金の1日6万円を得るよりも、営業した方が良いと判断している訳です。
それを罰するは、現行施行されている法律では出来ません。
その店に、国会議員であろうが、地方公務員であろうが、魚屋のオヤジであろうが、アルバイト店員であろうが、サラリーマンであろうが行く自体は、違法ではないんです。
「何言っているんだ、国会議員は人々の模範になるべき行動をすべきだ!」
出ました。これが今回のポイントですね。
今回、国会議員が緊急事態宣言下で銀座のクラブで遊んで、それを嘘で誤魔化そうとしたこともあり、所属している党から処分を受けた。
この処分は、法律に基づくものではなく、国民の声という「同調圧力」をマスコミが増幅したことによって、「処分」されたと言えるのではないか?
果たして「同調圧力」って、民主的なプロセスなのでしょうか?
民主的なプロセスで選ばれた国会議員をリコールすることが出来ないからと言って、「とかげのしっぽ切り」的というか「見せしめ」的にというか、何らかの処分をすることは妥当なのだろうか?
そういう方法が許されるのであれば、最終的に声の大きい人・団体が悪用することにはならないのか?
そんな風に感じるんです。
私個人としても、今回銀座のクラブで遊んでいた国会議員については、「マジ、アホな議員やなぁ」とは思いますが、それなら次の選挙で投票せずに、別の候補者に投票するしかありません。
それか、国会議員を罷免する法律を、国会議員に作らせるしかありません。
民主主義をも支配する「同調圧力」って、いつか通った道じゃなかったか?
「この同調圧力をコントロールすれば、戦争でも、民族浄化もお手の物だぜ!エッヘッヘ!」
あのチョビヒゲの総統が言ったとか言わなかったとか・・・あぁ怖い。
そして、銀座で遊んで嘘をついて、非難を受けた国会議員も情けないよね。
非難覚悟で遊べや!それが出来ないなら、自粛しろって言うんや!さらに、すぐバレる嘘はつくな!という事ですわ。
という事で、我々有権者としては、社会の制度(法律など)と、モラル・道徳・一般常識を楯にした「同調圧力」は切り離して考えないといけないと言うことです。
まぁ、そもそも「緊急事態宣言」っていうのが、曖昧な「宣言」すぎて、行動基準が明確になっていないというのが、問題なのですけどね。(あ、言ってしまった。)
営業時間の短縮などの命令に応じない事業者や入院を拒否した感染者への罰則を課すよりも、嘘をつく国会議員やコロナ患者を受け入れない病院へ罰則を課す法律を作って欲しいと思うのは私だけでしょうか?
ということで、もうめちゃくちゃのぐちゃぐちゃなので、我々一般庶民の感情にストレスが溜まってきていて、発散しないと収集がつかなくなって来ているのかも知れませんね。
あぁぁ、銀座の高級クラブに行ってストレス発散したい!!!
今回の珍言爆言
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あくまでも民主的なプロセスを踏むことが、民主主義を守る要
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