以前に「古いことわざから反省してみると良いよ」という内容を書いたのですが、それでふと思い出したことがあるんです。
ことわざで「人の振り見て我が振り直せ」というのがあります。
他人の様子や行動を見て、良いところは見習い、悪いところは改めなさいという意味で一般的には使われます。
例えば、鼻毛がにょきっと一本出ている上司がいたら、「あれ、私の身だしなみは大丈夫かな?」と思って、トイレに駆け込みチェックするといったことですね。(例題が変?)
他人の行動からだとわかりやすく「気づき」を得ることができますからね。
ハイ、ここまでは普通です。
私が気づいたのは、人にはそれぞれよくする「行動パターン」があるよなぁということです。
わかりやすい例で言えば、恋愛です。
「あの人は、よくダメ男を好きになるなぁ」とか「こういう人と付き合うと身を滅ぼすとわかっていながらも、ついつい好きになってしまう」という人が、身近にいませんか?
当の本人はいたって真面目に普通に誰かと恋愛をしているつもりなのですが、他人からみると、「おいおい、その人はやめておき!」とアドバイスしたくなるようなケースです。
これは、その本人の潜在意識が、行動として出てきているとも言えます。
そこで、自分自身はどうなんだろう?と、省みた訳です。
まさに、「人の振り見て我が振り直せ」ならぬ、「人の振り見て我が行動パターンを知れ」です。
こう考えれば、自分自身の恋愛も仕事もお金のことも人生のことも、自分の潜在意識が自分の「行動パターン」になっているはずです。
「私はまずまず大丈夫。大きな失敗はしていない」と胸を張って言える人であっても、「まずまず大丈夫」な行動パターンや「大きな失敗をしない」行動パターンの範疇で生きているということです。
いや、それが「悪い」と言っているのではありません。
むしろ、結果的にそれが「良い」からこそ、その行動パターンを続けてきて、今の人生を築き上げたということを認識する。
大切なことは、自分自身がどういうパターンを好んでいるのか?ということを認識することが大事なんですね。
何かとんでもなく想定外の出来事が起こった時や、自分自身が大きく変わらないといけない時、これまで同じパターンでは乗り越えられないことがあります。
そういったイレギュラーの時でも、ついつい同じパターンで対処してしまいがちなのが、人間の常。
イレギュラーの時は、「今は非常事態だ」と認識して、いつもとは違うパターンが最適なのかも知れないと判断する必要があるのかも知れません。
ちなみに、自分が好む行動パターンは、どういったものなのかを自分自身で認識するのは、どうしたら良いか?
ちょっと耳が痛いですが、身近な人に尋ねるのが良いと思います。
「私は、どんな行動のパターンで失敗している?」って。
きっと自分が気づかないコトを正直に暴露をしてくれる人こそが、最も大切にしないといけない人だと思うんです。
今回の珍言爆言
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少し恥ずかしいけど、「私はどんな人」と身近な人に聞いてみよう。
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