綾瀬川次郎は、小学5年生ながらもずば抜けた体格とスポーツの才能に恵まれ、どんなスポーツをしても際立つ成績を出すため、逆に周りの同学年生から疎まれる存在。
そんな彼がスポーツを楽しみたいという思いから、地域の弱小少年野球クラブ「足立バンビーズ」に入団して、やっとみんなと野球を楽しめるかと思った矢先に、監督から「U12日本代表」の選考会に送り込まれてしまうのだが・・・というストーリー。
同年代にスポーツのスーパーエリートがいる時の周りの憧れや嫉妬と、本人は純粋にスポーツ楽しみたいという思いの衝突を描いています。
野球漫画ですが、試合のシーンよりも、その背景、監督やコーチとのやりとりとか、チームメイトとの駆け引きといったシーンが多い。
日本の教育システムの問題点や、オリンピックを始めとする成績至上主義的な思惑が絡んできて、なかなか考えさせられる作品となっています。
4巻までで、U12の国際大会で優勝までしてしまった綾瀬川くんは、一旦野球から離れることを決めたのだが・・・という所です。
U12チームの大阪勢は、なぜかうちの地元、枚方・寝屋川のチームで、めちゃくちゃ親近感がある作品でした。(作者の地元が大阪なのかなぁ?)
(ここやね↑)
もうすぐ第5巻が発行されるということで楽しみの作品です。
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