ゴウ(沢田研二)は、競馬と酒で借金をし家族に迷惑をかけっぱなしのダメ老人。
そんなゴウも、若い頃は松竹撮影所で監督を目指しながら前途洋々の青春を過ごしていて、オリジナルの脚本でやっと撮影が始まった監督だったのだが・・・というストーリー。
輝かしい映画マンの過去があったのだけど、ちょっとした失敗で人生が狂ってしまいダメダメな人生を送ってきたが、人生の最後の最後で過去の才能を開花させ、家族に感謝することができるというパターンの作品です。
細かいツッコミどころは目をつぶって、家族の愛を表現することについてはピカイチの山田洋次監督はさすがです。
新型コロナのせいで映画産業がボロボロになってしまうことも描いて、やっぱり昭和の映画産業が活気があった頃は良かったなぁと思いに浸ることができます。
出演されている役者さんが豪華です。ゴウ役の予定だった志村けんさんが急逝され降板、代役として沢田研二さんが演じられてますが、途中「東村山音頭」を歌う所でグッと来ました。
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