また手塚治虫先生の作品を再生するプロジェクト、やっちゃうんですね!
参考:生成AIで「ブラック・ジャック」新作を AIの創造性 どこまで?
手塚先生の「ブラック・ジャック」を生成AIを使って、新作を生み出すプロジェクトです。
3年前にも人工知能を使って、手塚漫画を制作するというプロジェクトがありましたよね。
「ぱいどん」という漫画作品が作られましたが、正直、漫画としての出来は微妙だったような・・・。(笑)
あの時は、手塚作品を全て様々な要素に分解し、コンピュータにぶち込んでプロット(あらすじ)とキャラクターデザインをAIに作ってもらって、あとは人間が作り上げるというプロジェクトでした。
面白い試みでしたが、その結果できた作品「ぱいどん」は、どこかで見たような見たことないような「手塚」らしいパクリ作品って感じが否めなかったです。
そして、今回の新作プロジェクト。
「ブラック・ジャックの物語の構造、登場人物、世界観、テーマといった「作風」を取り込んだ指示文をうちこんで、ストーリーのプロットなどを作成をさせる」とということらしいのですが、果たして前回の「ぱいどん」を越えることができるか?
楽しみであると共に、かなり心配です。
なぜなら、生成AIは、手塚先生の「変態性」が再現できないはずだからです。
手塚先生はシナリオ(プロット)については、無限に湧き出てくるとおっしゃっていました。(アイデアが枯渇することがない!?)
書きたいことは山ほどあるけど、どれを選ぶのかが一番の問題で、その上で仕事を過剰に詰め込みすぎる癖がある。
参考:
その上、ちょっとでも不満な点があると、最初から描き直すという変態的な癖もありました。(笑)
締め切りを過ぎた状態で、新作の案を3つ、雑誌担当者に示し反応がいまいちだったら、さらに新しい案で原稿を徹夜で書き上げるというような「変態的」情熱を、生成AIでどう再生するのか?
楽しみ?いや、むしろ不安でしかありませんね。
今回のプロジェクトの目的の一つ、「人間の創造性やおもしろさにAIがどこまで迫ることができるのか」というテーマがどこまで深掘りできるのか?
それっぽい「手塚」作品が発表されて終わりにならないように願っております。
そう考えたら、「ドラえもん」の最終回を生成AIで作ったら、それなりの作品ができるのではないかなと思います。
「ドラえもん」の最終回は、いろんな人がいろんなバージョンをネット上で二次制作として発表されています。(のび太が植物人間だったとか、ドラえもんの開発をのび太がするとかいう話がありますね。)
元々、参照できるデータが多いので、生成AIにとっては作りやすいではないでしょうか・・・。
まぁ、どっちにしても、ファンとしては、続編なんか作らず、「そのまま」にしておいて欲しいというのも本音。
そういえば、私も以前に「ブラック・ジャック」のシナリオを勝手に考えたなぁ?
参考:
あぁ、やっぱり、続編なんか作らず、そのままにしておいた方が良いのかも・・・シレマセン。
今回の珍言爆言
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生成AIよ!君はオリジナリティという回答ができるのか?
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