一般人にまで巻き込んだ「邪馬台国はどこにあったのか?」という邪馬台国論争の先駆けとなった著作。(のちに、舞台化や映画化までされてます。)
作者の宮崎康平は、地元島原鉄道の近代化を奔走し、その過労の為、失明。
その後、奥さんに古事記・日本書紀などを朗読してもらいながら、古代史を勉強し、邪馬台国の謎を研究したそうです。
なので、記紀や魏志倭人伝を音で理解し、日本の地名の古代音とその意味から、邪馬台国の九州説を唱えてます。
ついつい書かれてある漢字を表音文字と表意文字の両方で解釈してしまう癖があるので、音で歴史書を理解するという点が斬新な手法だと思いました。
永遠のロマンである邪馬台国の場所について、考古学的な物証だけでなく、様々な分野の研究が進んで総合的な判断ができてきていると聞きます。
太古から連綿とつながる日本の歴史を改めて考えるきっかけになりました。
この分野も勉強していきます。
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