中国にリュウアン(龍の瞳)という名前の果物があります。
ちょうど、うずらの卵くらいの大きさで、皮を剥くと、ちょうどライチのような味の果肉があります。
その中心部に大きめの種があって、これが黒目の部分にあたるんですね。
しかし、龍って、架空の動物のくせにすごいなぁ、と思いませんか?
実在していない架空の動物のくせに、果物の名前になるくらいの知名度を得ている。
おそらく世界中のほとんどの人が知っている「龍」。
誰が「龍」って考えたんだろう?
まぁ、もともとは、蛇やトカゲや鳥などを合体させたんだと思うんですけど、誰かが、このキャラクターを売り出そうと思ったやつがいるはずですよね。
熊本の「くまもん」もびっくりのマーケティング戦略です。
蛇やトカゲや鳥というのは、古くから、人間が神秘的と感じている動物ですよね。
こいつをコラボさせて、空を飛ばせて、火を吐かせて、人間を裁く力を持つ。
そりゃ、振り向かない人間はいないわな。
人間の記憶に残そうと思えば、こういった要素が重要だということのお手本みたいなものです。
畏敬の念を、具現化することによって、記憶に刷り込ませる。
本当に素晴らしい戦略だ。
龍って実在していないのに、何故みんな知っているのだろう?と思ったことから始まった思考でした。
ちなみに、果物の龍眼(リュウアン)は、真夏の果物のようで、最近はお目にかかれません。
残念!
そんな感じで、いろいろマーケティング戦略を考えたりしている今日この頃なのでした。
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
すげー!を具現化すると記憶に残る
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓