『ルパン三世』のテレビスペシャルシリーズ第21作で、長年ルパンシリーズの声優を担当してきた、井上真樹夫さん(石川五エ門)、増山江威子さん(峰不二子)、納谷悟朗さん(銭形耕一)が本作を最後に降板した作品。(という意味で、「the Last Job」です。)
今回のルパン三世の狙いは、戦国時代の仏像「地獄如来像」。この仏像には、ある秘密が隠されているという。
その「秘密」を手に入れるためにテレビレポーターに扮したICPOの刑事神楽坂飛鳥(実は、風魔一族の末裔)と、ハイテク忍者軍団率いる武装集団が、お宝の正体を手に入れるために争奪戦が始まる・・・というストーリー。
現在に忍者が出て来て先祖の秘密を探ったり、16世紀にローマの科学者と日本の山賊達が関係していたりと、面白い設定ではあったけど、ストーリー的にはごちゃごちゃした感じ。
結局、ルパンの目的は何だったんだ? 途中から単に飛鳥の味方になっているだけなの?
最終的に「秘密」が発動してブラックホールが発生し、ルパンだけ無事に帰還。
う~ん、まぁテレビシリーズなので、ルパン一味の活躍が見れたらそれだけで良いのでしょうが、シナリオ的には微妙だったので、★2つです。