「幸運のブローチ」を手に入れるため奔走するルパン一味の前に立ちはだかったのは、世界的な大手投資銀行の頭取シンシア・F・クレイモフという女性で、彼女は経済で世界を制覇するだけでなく実際に戦争を仕掛けて世界中の利権を手に入れようと目論んでいたのだが・・・というストーリーです。
ルパン三世のTVスペシャルシリーズらしい色んな要素が盛り込まれて楽しめました。以前にも鑑賞したはずなのに、あんまり覚えてなく、それが逆に良かった。
ルパンには珍しく恋愛感情を使いつつ詐欺で相手を陥れたり、不二子が結構ドジ打ったり、ルパンの死を本当に悲しんだりと、シナリオがかなり練られていると思いました。
ドンパチ少なめ、心理戦で「お宝」を盗むというのが、大人のルパンって感じで良かったです。
最後には「幸運のブローチ」をお気に入りの歌手にあげちゃいますし・・・ルパン三世のTVスペシャルシリーズの中でもお気に入りの作品になりました。
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