「ジェームズ・ボンド」シリーズの第25作目で、ダニエル・クレイグが5回目にして最後になるジェームズ・ボンドを演じています。
前作でMI6のエージェントを引退したジェームズ・ボンドだったが、CIAの友人フィリックス・ライターからロシア人の細菌学者オブルチェフの救出の依頼を受ける。
オブルチェフが開発していたナノマシンは、人間のDNAを選択し殺害できる殺人兵器だったのだが・・・というストーリー。
前作で悪の組織「スペクター」のボス"ブロフェルド"を捕まえたことで一旦完結した話を、無理矢理関連付けてストーリー展開させているものだから、結構ややこしい。
ブロフェルドは、「スペクター」の残党を使ってジェームズ・ボンドを殺害しようとするが失敗。
「スペクター」に恨みを持つサフィン(今回の悪役)は、ジェームズ・ボンドの恋人のマドレーヌを使ってブロフェルドを殺そうとして失敗するものの、ジェームズ・ボンドがブロフェルドを意図せず殺してしまう。
サフィンは、マドレーヌと娘を誘拐、ジェームズ・ボンドが助け出す。
相関関係としては以上なのですが、今回の悪役サフィンの目的に対しての行動が、つじつまが合わないような・・・。
サフィンの目的は、「スペクター」への復讐だったはずでしょ?だけど、何故か途中からナノマシン兵器を世界中にばら撒くことに目的が変わってしまっている。
「ジェームズ・ボンド」シリーズとしては初めてボンドが死んで終わりという結末だったのですが、さて次回はどうなるのでしょう?
一応、エンディングでは、「JAMES BOND WILL RETURN」となっていました。
さて、これで現時点で公開されている「ジェームズ・ボンド」シリーズ、全作品を鑑賞しました。
直近5作品が連続物だったので、余計に次回作の展開が難しいでしょうが、首を長くして楽しみに待っておきます。
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