先日、仕事で、商標登録ということをしたんですよ。
特許庁というお役所に、「これがうちのブランドのマークやで!」ということを登録する作業なんですけど、これがかなり大変でした。
大変というか、作業の内容自体は振り返ってみると大したことありません。
過去に同じ内容の登録が無いことを確認して、決められた項目を入力して登録、申請するだけ。
技術的な特許申請とかになると、その内容を調べていかないといけないので、ずっと大変でしょうが、商標登録っていうのは、同じロゴが無いか調べるだけなので、そんなに難しくありませんでした。
それで何が大変だったかというと、その登録する作業が色々と引っ掛かって「大変」だった訳です。
まず、使っているパソコンがMacではダメで、Windowsしかダメだとか、色んなソフトをインストールして作業しないといけないとか、申請するのに「電子証明」が必要とか、その電子証明を得るのに法務局にいかないといけないとか・・・・。
果たして、ゴールにいつになったらたどり着くのだろうか・・・とメインステージに行くまでのサブステージで何度も戦いに負けるゲームキャラのような気持ちになりました。
あと、法務局に行って、電子証明をもらうのに、収入印紙という切手みたいなものを買わないといけないシステム。
あの収入印紙を売っているおじさんって、めちゃくちゃ昭和の仕事感が出てましたね。
そんな感じで、何とか商標登録の申請を無事済ませたのですが、その申請の内容が問題なかったとして認可されるのが、3~9ヶ月後とのこと・・・チーン(涙)
えっと、全部、ネット上で完結できやしませんか?しかももっと短時間で・・・(汗)
セキュリティの問題とかもあるのでしょうが、ブランドのロゴマークの登録ですからね。
それこそ、AI技術を使って内容のチェックをして、個人・法人の識別はブロックチェーン技術を使えばできるはず。
技術的にはできるはず!
今ある技術を動員すれば、もっと楽にできるはず!
けど、やらないんだろうなぁ。
もし、これをやったら、今、この業務に携わっている人たちが失業するからなぁ。
使う側の利便性よりも、役所側の「変えたくない」という前例主義が優先されるのだろうなぁ。
こういうシステムを変更させるには、内部から自発的に変わるのではなく、何か強烈な外圧があった時しか無いんだろうなぁ。
どこかの国のIT企業が自由化を求めて参入する時くらいかなぁ。
そんなことを考えざる得ませんでした。
以前にも提案しましたが、お役所の仕事を改善させるには、ある程度「市場原理」を導入しないと無理なのかも知れませんね。
日本の国民総生産(GDP)が上昇すれば、公務員の給料も上がるけど、GDPが下がれば、公務員の給料も下がる。こんな仕組みです。
そうすれば、民間の人たちの利便性、効率も考えるようになるのでは?
まぁ、とりあえず無駄なボヤキかも知れませんが、言い続けないと何も変わっていかないと思い、あえてボヤいてみました。
多くの国民の意識が変わって、声が大きくなって、「このままじゃ次の選挙に通らないかも」と政治家に思わせないと、民主主義の社会は変わりませんからね。
今回の珍言爆言
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より良い社会のためにぼやき続けよう!
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