先日上陸した台風15号の被害状況を見ていて、日々の生活に支障をきたしている方々に心よりお見舞い申し上げる共に、停電が長期化していることに驚いています。
「電気代払ってるのに、いつまで停電しとんねん!」「台風くらいで鉄塔倒れるなよ!」と叫びたくなるはずと代弁しておりました。(私は千葉在住ではないのですが・・・)
この台風15号の被害やその前に発生した東急電鉄の脱線事故を見て、日本の社会インフラの脆弱性を見せつけられたようで、暗澹たる思いがしています。
不謹慎な話ですが、日本でテロをするなら簡単かも?と危機感を持った訳です。
地震の発生は予期出来ませんが、台風や大雨というのはある程度予測ができます。
大きな水害が予測されるタイミングで、同時多発的に都市部で踏切事故を発生させ混乱しているのに乗じて、電力施設を破壊する。
これで日本の社会は大混乱です。
大して重装備の武器も必要ないですからね。
車が複数台あれば、出来ます。(ドローンを使うという方法もあります。)
できれば大きなイベント(オリンピックなど)とタイミングが合えば、さらに効果的です。
あー、怖い!(勝手に想像しているのですが、そんな風に考えて落ち込んでいました。)
テロの首謀者なら、自然災害の被害からの回復状況を確認して、それを分析していることでしょう。
台風で停電してから、どういう経緯を辿って復旧しているか?
その過程で、弱いポイントがあれば、そこをテロの標的にすれば良い訳です。
ですので、テレビや新聞などのマスコミで不用意に災害発生時の「問題点」ばかりを扱うのは良くないと思います。
もちろん一般の視聴者が知るべき情報を隠してしまうのはいけませんが、問題点ばかりを報道して、解決策については議論したり提示しないのであれば、テロリストにとって、それは有益な「情報」でしかありません。
逆に、具体的に解決策について議論をしていることを公にすれば、テロリストとしては躊躇せざる得なくなるからです。
なので、どんな事故や事件でも、あまりに被害状況だけを報道している番組や新聞があれば、「これでは日本の安全保障のためにならない」と抗議をするのと同時に、「今回の災害でこういう課題が見つかったので、今後はこういう風に改善活動をして行こう」と災害や事故の発生直後から、検討していくべきでしょうね。
またこういった安全保障の課題に加えて、自然災害については、責任の所在を今よりもっとはっきりさせる動きが必要です。
例えば、建築基準法などでその場所の建造物は、風速何メートルでも耐えられるように設計し建築しなさいよと決められています。
だから、その基準未満の風で、屋根が飛んでしまったり、電柱が倒れたりしたら、設計不良か、建築不良の可能性があります。
なので、基準の満たない建造物による被害は、住んでいる人には責任はない訳で、当然損害賠償を請求できます。
「史上最大規模の台風だったから仕方ない」と諦めるのではなく、被害にあった場合は、よく調べて対策をしていきましょう。
ということで、事故や災害があった時に、どう行動しているかをテロリストも観察・分析してますよ~という少し怖い話でした。
大切なのは、災害や事故は発生した後の対処、人々がどう考えるかが大事ということなのです。
今回の珍言爆言
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テロリストならどう考えるか?と考えることで安全保障はより良くなる。
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