今年の冬も電力需給が逼迫していて、それを克服するために「節電」を要請する方向で動いてますね。(またこの要請作戦か!)
と、同時に原発の再稼働を加速させる動きも見られます。
日本は石油や天然ガスを輸入に頼らないといけないので、原発でエネルギーを確保することについては、諸手を挙げて賛成という訳ではないのですが、条件付きで仕方ないのかと思います。(核のゴミ問題もありますが・・・)
という前提で、今回は考えたいのですが、「なぜ、原発事故を想定した避難訓練をしないのだろう?」ということです。
日本はご存知の通り、自然災害が多い場所にあります。
それに加えて、最近は、軍事的なリスクも増してきています。
某国のミサイル発射も日常茶飯事ですし・・・。
それなのに、避難訓練をしない。
私も小・中学生の時に、地震と火事の避難訓練をした記憶はあります。
原発事故とか、テロ発生とか、ミサイル落下を想定した避難訓練はしたことがない。
地震の避難訓練でさえも、津波が来たらどうするのか?とか、地震が来た時に隣の家が火事になったらどうするのか?とか、仲間の誰かが足を骨折したらどうするのか?とか、実際に災害が起きたら、複合的な要素が必ず同時に発生します。
AED(自動体外式除細動器)の設置は進んでいますが、大抵の方にとって、実際に使えるかどうかは自信ありませんよね。
その時、どう対応すれば良いのか、ということを日頃から備えておく必要があると思うんです。
そして、訓練というのは、何度も繰り返すとそれだけ練度が上がって、実際に役立つ可能性も高くなる。
しかし、日本人は能天気というか、災害を想定するのを忌み嫌うというのか、邪魔くさいと考えるのか分かりませんが、避難訓練しませんよね。
これだけ、リスクの高い場所に住んでいるのに・・・。
まぁ、日本人は民度が高いので、災害くらいじゃビクともしないってか??
いや、そういう民族性はあるのかも知れませんが、助けられた命を救えないというのは決して民度が高いとは言えないでしょう。
やはり日々成長するという意味では、民度というのも日々上げていかないといけないのだと思うんです。
地震や台風などの自然災害は、「想定外」のことが発生するので、受け入れないと仕方がない面はありますが、原発事故は「想定」できます。
せめて原発事故が発生したら、どう避難するのかということは対策すべきでしょう。
しかもこの避難訓練というには、抜き打ちでやるべきだと思います。
前もっていつやるかと決めておくのは、本当の訓練にならない。
とにかく、訓練のための訓練ではなく、現実に沿って、役に立つような訓練をする。
せめて、電力会社は、自ら率先して音頭を取り、原発事故の避難訓練をして欲しいんですよね。
それくらい誠意を持って電力事業を行って欲しいものです。
替え玉受験をしたり、小判をもらったりするのではなく・・・(また、このオチか!しつこいな私も・・・笑)
今回の珍言爆言
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