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【コラム】何でも自己責任時代に注意するべきこと

何でも自己責任時代に注意するべきこと

「自己責任」という言葉は、便利な言葉であるのと同時に、
非常に危険な考え方が含まれている言葉だと思います。
 

  
『投資をするのは「自己責任」で御願いします。』
 

 
よくある文言ですね。
 

 
当事者としては責任が負えない範疇のことはどうしても発生しますので、「自己責任」という表現を使わざるを得ない。
 

 
まぁ、これはこれで理解できます。

 
しかし、「病気になったのは自分が悪い。医療費は自己責任で!」とか「強盗に襲われたのはアナタのせい。だから自己責任で何とかしなさい。」というのは、危険だと思いませんか?
 

 
本来、基本的人権で守られなくてはいけない部分、つまり「医療」や「教育」や「安全保障」というのは、何があっても守らないといけないはずです。
  


この部分に、「自己責任」という資本主義の思想を持ち込むとおかしくなる。
  


これが進むと、「お金が無いから、義務教育も受けられない。」とか「お金が無いから、病院にもいけない。」となります。
 

 
国民の最低限の生活が保障されずに、国民が疲弊し、最終的には、国力も落ちていってしまいます。(本末転倒です。)
  


もちろん、システムというのは完璧なモノではありませんので、今の日本の医療・教育・安全保障のシステムで矛盾が発生していることは多々ありますし、そこは改善をしていかないと行けません。
 

 
だけど、その問題点を明確にしないで、「自己責任」の時代だから、「お金」を払える人を優先して、後は「自己責任」で御願いします!

 

というのは、ちょっと違うと思いませんか?

 

  
だからですね、「これは自己責任で御願いします。」という説明があった時は、少し冷静になって判断してみてください。
 

 
何でもかんでも「自己責任」という便利な言葉で、誤摩化されている可能性がないか?
  


基本的人権を守る部分に、金融資本主義のルールが持ち込まれていないか、どうか?
 

 
資本主義のルールは、モノが不足している時代のモチベーションアップには、効力があったのでしょう。
 

 
しかし、モノが行き届いた時代では、この思想は、「お金の奴隷」になる罠になる場合があります。
  


「お金」が目的ではなくて、「お金」はより良い生活をする為の道具であり、重要なのはどんな感情でそれを体験するかってことですね。
  


もう一度「自己責任」と言われた時には、「どういう意図があるのだろうか?」と考えてみましょう。
 

 
そして、「責任」ってそもそも「自分(自己)」で負うもの。

 

「自己責任」って、「自分で負う自分の責任」ってこと? 

 

言葉も矛盾してますね。

 

きっと誰かが策略的に作った造語なのでしょう。

 

なかなか良いコピーライターだったのでは??とひねくれ者の私なんか、そう思ってしまいます。

 

何でも自己責任時代に注意するべきこと

   
今回の珍言爆言
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
言葉の裏の意図を理解しよう。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

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