大東亜戦争終戦後の日本でGHQが行った手紙・電報など言論への検閲。
その検閲業務の実態を、実際に検閲を行った日本人らの証言から検証した内容。
敗戦して皆が食うのに困っている時期に、それが食べるためだと分かっていても、同じ日本人の情報を盗み取る仕事せざるを得なかった「検閲官」。
日本語を英語に翻訳できる能力を持った人たちで、当時としてはかなりのエリート層の人が担った仕事だった。
その実態を詳細は、初めて知る内容ばかりで、非常に興味深かった。
そして、検閲で無断でアメリカに取られた情報は、まだ日本が取り返していないとのこと。
これらのかけがえのない日本の権利である情報を返還できるのか?そういう問題があることにも気づかされました。
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