天才軍略家石原莞爾が、東京裁判酒田臨時法廷(石原莞爾の為にわざわざ山形県に臨時的に法廷が設けられた)で行った証言を中心に彼の思想を記録した内容です。
彼のように自らの頭で考え、先を見越して行動をして来た人が、当時の日本もっといたら、日本はあの戦争に勝っていたのでは?と思ってしまいます。
「オレは戦犯だ。なぜ逮捕しないのだ。裁判になったら何もかもぶちまけてやる。広島と長崎に原爆を落としたのはトルーマンだ。彼こそ第一級の戦犯ではないか。」と主張する石原莞爾。
GHQは、「こいつを裁判に持ち込んだらヤバい」ということで、あえて戦犯にはせず証人にした。
彼の言動には、一貫性があり、頭が非常に切れ、ユーモアもあり、本当に痛快な男だったことが分かります。
今の時代だからこそ、彼が目指していた世界観を学ぶ必要があるのではと切に感じる内容でした。
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