大学新設計画に関する匿名のファックスが東都新聞社会部に届き、若手記者吉岡(シム・ウンギョン)が調査を進めるが、内閣府の担当が自殺。
この自殺に疑問を抱いた吉岡は、内閣情報調査室の杉原(松坂桃李)と巡り会い、彼に内部情報を盗んで来させ、新聞でスクープする・・・というストーリー。
第43回日本アカデミー賞で数々の賞を受賞していたので、ずっと気になっていた作品でしたが、やっと鑑賞できました。
ですが、なんじゃこりゃ!いろんな意味でめちゃくちゃでしたね。
社会派サスペンスかと思っていたのですが、ほとんどサスペンス的な要素もなく、社会派でもなく・・・むしろファンタジー(よりひどいかも)。
画面もずっと暗め、現実にはあり得ない状況が続き、スパイをした杉原(松坂桃李)が朦朧とした表情で終わる。
そもそも主人公の吉岡記者の役者が、韓国人である必然性はどこにあるの?
いや、むしろこの映画で問題となっていた大学の正体が、実は日本政府が裏で進めている生物兵器の実験場だったという話、コロナウィルスの蔓延のことを考えると必要だったのかも!?
生物兵器を作るには、その防御(ワクチン)の開発も必要ですからね。
(本田翼さん、仕事選んで!)
しかし、こんな(クソ)作品がアカデミー賞を取るって、日本の映画界はどうなっているの?
そういう意味で一周回ってかなりのピントがズレていた内容で、全くオススメ度がつけられない作品でした。(時間返せ!)