2008年に実際にインドで発生した「ムンバイ同時多発テロ」で、「タージマハル・ホテル」の惨劇をメインに描いた作品。
実際の無差別テロ事件は、タージマハル・ホテル以外の施設でも多発的に発生し、Wikiによると171名が亡くなり284名が負傷されています。（うち日本人は１名が死亡１名が負傷。）
テロリストの主犯は、パキスタンに現在もいて捕まっていないそうです。
タージマハル・ホテルでは、500人以上の宿泊客・スタッフが人質になり、彼らを命をかけて救うホテルマンたちの姿が、本作では描かれています。
タージマハル・ホテルのスタッフの行動には、ただただ感動するのですが、残虐なテロ行為はひたすらエグい。
よくあるテロでヒーローが活躍する映画ではないので、容赦無く罪の無い人々が殺されます。（トラウマになります。）
こういう事件に巻き込まれたらどうしたら良いのか？という視点でも教訓が得られません。
ひたすら残虐なテロに対しては運任せでしかないのでしょう、と救いがない気持ちになるしかなく、★３つです。
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