広告貼りの仕事を得た失業労働者が、仕事に必要な自転車を盗まれてしまい、息子とローマの街を歩き回って自転車を探すというストーリー。
ドキュメンタリー的な表現で、第二次世界大戦後の貧困にあえぐイタリア社会をリアルに映し出していて名作と呼ばれている作品です。
仕事が決まって家族全員で喜ぶ主人公の一家、自転車を盗まれて犯人探しに躍起になる主人公、逃亡犯を見つけたが決定的な証拠がなくなす術なく退散する主人公、他人の自転者を盗み群衆に囲まれる主人公、どれも心が苦しくなるシーンばかり・・・。
最後は何かしらのハッピーエンドになるのかと期待をしていましたが、全くそうならず、結構気持ちが沈みました。
リアルな描写で心動かす作品でしたが、どうしようもなく落ち込んだので、★一つ減らして4つにしています。
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