“ドニー・ブラスコ”の偽名でマフィア内に潜入操作したFBI特別捜査官の実話に基づいて描かれた作品。
潜入捜査をしていく中で、マフィアのメンバーにも情が移っていく一方、実の家族とは捜査内容が話せないこともあり疎遠になっていく苦悩が描かれています。
最後は「仲間」を裏切ることによって得た成果に、何とも言えない表情を浮かべる“ドニー・ブラスコ”ことジョー・ピストーネ。
正義のための仕事の辛さというものがあって、何でも合理的に切り捨てられるものではないのが人間なんだということを絶妙に描かれている佳作だと思います。
しかし、邦題の「フェイク」は、ちょっと頂けないネーミングですね。「ドニー・ブラスコ 潜入捜査官」とかの方がしっくりくると思うのですが・・・。
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