先日ふと昔のことを思い出しました。
私が幼稚園に入る前だったと思うのですが、コマ付き（補助輪付き）自転車で近所のお兄ちゃんと大冒険をしたんです。
川沿いの道を行ける所まで行こうということで、当時アスファルト舗装されていない砂利道を、えっちらおっちらコマ付き自転車を漕いで行きました。
途中で陽も暮れて来て、このまま進むと帰れなくなりそうだったので、キリの良さそうな交差点でUターンして帰って来たのですが、その当時は、ものすごく遠くまで行って、まさに「大冒険」したことを満足していました。
今でもどこまで行ったのか、覚えているくらいですから、結構印象的な出来事だったことは間違いありません。
しかし、その大冒険の終点である交差点を、大人になった今見てみると、全然大したことのない距離なんです。
むしろ近所と言える距離です。たぶん500mくらいの距離かと思います。
幼稚園に入る前のちびっ子だった私にとっては大冒険だったのでしょうが、大人のおっさんとなった今にしてみれば、冒険でもなんでもない日常の範囲内のこと。
子供の頃だったら、問題だったことは、今は大したことに感じないってことはありますよね。
例えば、ガキの頃だったら、しばらくお母ちゃんが見当たらなかったら不安になって泣きベソかいていたのに、大人の今だったら、何ヶ月も母親に会ってなくても全く問題ない。（お母ちゃんゴメン）
まぁ、それだけ成長し、問題解決能力が上がったと言えるのでしょう。
その時は問題でも、後から見たら、だいたい大したことない事が多いってことです。
ちょっと夢のない言い方をすれば、あらかじめ目的地（問題の解決策）がはっきり分かっていたら、冒険本来のワクワク感は減少してしまうってことですね。
う・・・嫌なおっさんになってしまったわ・・・（泣）
そんなの嫌だから、あえてコマ付き自転車で、スマホ（GPS）を持たずに、目的地も決めず夜中の街に走り出します！
帰ってこれなくても、探さないでね。
バイバイキーン！
あ、大人のおっさんが、コマ付き自転車で爆走していたら、それはそれで「大問題」なのかも？
ま、いいや、バイバイキーン！
今回の珍言爆言
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今の苦労は、将来の日常。
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