コンピューターの誤作動で、モスクワを核攻撃せよとアメリカ空軍に指令が出る。
アメリカ政府は大慌てで攻撃を阻止しようと対策を練るというストーリーです。
主なシーンは、ホワイトハウスの地下壕、アメリカ国防総省の作戦会議室、戦略航空軍団作戦会議室、B-58コックピットくらいで、ソビエト連邦の首相とのやりとりは電話(ホットライン)だけ。
特撮もCGもなし、空軍機が爆撃されるシーンもなし、会話・レーダーから消えるシーン・電話が切れるシーンだけで、実際に攻撃されたことを演出されています。
その分、全面核戦争を回避しよう策を練る時の苦悩が、十分に伝わってきます。
ソ連首相に、誤作動が原因で空軍機が攻撃に行っていることを信じさせようと、自国の軍機に爆撃の依頼をするアメリカ大統領。
お互いに核攻撃をして世界が壊滅しないように、自国に核攻撃を約束するアメリカ大統領。
核兵器を持つということは、こういう決断をしなくてはいけないと考えさせられる作品でした。
ある一線を超えてしまった時、自国さえも攻撃する決断ができるなら→
未知への飛行フェイル・セイフ (字幕版)
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(2013-11-26)
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