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【読書】「アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む」竹田恒泰:著

アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む,竹田恒泰

原爆投下の正当性に疑問を投げかける「アメリカの戦争責任」について、大東亜戦争終盤に下された国家首脳たちの決断の史実が書かれています。

 

トルーマン大統領が「原爆投下で日本を降伏させる」為ではなく「原爆投下までいかに日本を降伏させない」ように行動していたこと、日本政府が最後に頼みの綱にしていた友好国ソ連スターリン書記長が「日本が無条件降伏する前に宣戦布告した」理由、これらを時系列に読むとアメリカの原爆投下の目的が明確になってきます。

 

敗戦確実の日本に、国体つまり天皇の存続を「曖昧」にすることにより、決断に時間をかけさせた。

 

国際政治というのは、いかにズル賢く立ち振る舞うことが求められるのか、よく分かります。

 

最後に、大日本帝国陸軍中将「石原莞爾」の言葉を引用します。

戦時中、日本の軍隊が多くの悪いことをしたことは否定しない。

私は特に東亜諸民族に対しては、平身低頭、謝罪する。

しかし、戦場の興奮によって、非戦闘員を侵害することは往々にしてあり得ることだ。

むろん忌むべき行為ではあるが、これらの偶発的な事件と、計画的な大虐殺とは根本的に違う。

トルーマンの行為こそ、戦犯第一級中の第一級の行為である。

今日いかに戦勝国がこれを抗弁しようとも、公正な第三者と、後世の人類によって、歴史的な審判を受けることはまぬがれ得ない。

一国の大統領ともあろう者が、かかる野蛮行為をあえてして、しかも少しも恥ずるところがない。

我々は、このような者を相手にして戦ったことは、なんとも恥ずかしい。

 

原爆投下の目的が、「早期終戦・人命節約」と思い込んでいるお馬鹿な日本人なら→

 

imakokowoikiru.hatenablog.com

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