手品って、目の錯覚、もっと言ったら一種の騙しなのに、手品ショーって、お金を払っても詐欺罪で訴えられないですよね。
それは、聴衆が目の錯覚を楽しんでいることと、その手品をするにはそれなりの技術が必要なので、その対価(価値)にお金を払っている訳です。
そんなことを考えていたら、本来政治家がすべきことは、国民という観客に、壮大な夢を見させる手品の演出に徹底することなのでは?という思いにたどり着きました。
泥棒は犯罪だけど、政府(国)が税金を徴収しても犯罪にはならない。
けど、税金を心良く払っている人って、あんまりいない。(というか、むしろ嫌々の人の方が多いのではないでしょうか?)
泥棒と政府(国)を一緒にしてはいけませんが、泥棒や詐欺が悪いのは、人の所有しているものを無断で奪うから、つまり「所有権」いう人間の基本的人権を侵害しているからです。
ただ、経済的な視点からすれば、ある「価値」を勝手に別の所に移動させているだけです。(Aさんが所有していた1万円分の価値を、Bさん【泥棒】に勝手に移動させた。)
単なる価値の移動で、新たな価値を生み出した訳ではありません。
「勝手に」移動させたこと(憲法的視点)も問題ですけど、新たな価値を生み出していないこと(経済的視点)も問題だと思うんです。
それなら、税金の場合はどうでしょう?
これも経済的な視点で言えば、これも「価値」を移動させただけで、新たな価値を生み出した訳ではありません。(納税という権利の元、合法化されてますけどね!)
政府自体は価値を創造することできずに、ビジネスという形で企業にお金を払って、公共事業などを行う訳ですね。
税金は合法なのに、国のことを盗人みたいに思ってしまうのは何故なんだろう?
それは華麗な手品を見せてくれないからだと・・・・。
イリュージョン!国民を楽しませてくれないからですよ。
壮大なイリュージョン、華麗な手品であれば、その入場料に価値があると思って、みんな快くお金を払う訳ですわ。
最近の日本の政治は、手品ショーとして成功したのかな?
会場に入場する前から、かなりネタがばれていた手品だった部分はなかったのかな?
多くの国民は、入場料の高すぎるショーだと思っているのかも知れませんね。
(写真と本文は関係ありません。)
今回の珍言爆言
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お金が払いたくなるような夢を与えよう
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