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【コラム】投資と投機とギャンブルの違いを説明できますか?

投資と投機とギャンブルの違い

なんでもかんでも、「金が全て」「金で計算」「金儲けが一番大事」「お金がないと不幸になる」と思い込んでいるのは、「少し違うんでないの?」という話の続き。

 

先日のトピックで、「お金」は、人生を豊かにするための「道具」って話をしました。 

imakokowoikiru.hatenablog.com

 

今回も「お金=道具」の公式について、より深く理解するために続けます。

 

投資と投機とギャンブルの違い

さて、「投資」「投機」「ギャンブル」の違いって、うまく説明できますか?

 

はい、はい、Google先生に・・・いいですね。まず、なんでも自分で調べてみる。

 

けど、はっきりいってよく分からないんですね。

 

という訳で、私なりに、超カンタンにまとめました。今回は、その解説です。

 

まず、簡単な所から、「ギャンブル」ですが、これは「お金や物をかけて遊ぶこと」です。

 

そして、長期的な視点で見ると、参加者は確率的にはほぼ間違えなく「損」します。儲かって嬉しいのは、胴元(運営者)です。

 

「ギャンブル」という言葉には、「繰り返しする」という意味があって、「何回も何回もやってしまう」というニュアンスが含まれています。

 

確率的に「必ず損をする」ゲームを繰り返ししてしまうと、大体は身を滅ぼしてしまう訳です。

 

また、この「ゲーム・遊び」は、運否天賦(運にかける)によって結果が大きく左右されます。

 

一度始めたゲームの途中で棄権することができません。(サイコロを振った後、目が出るまでに「あ、ヤメた」って出来ないという話です。)

 

まぁ、ギャンブルをする人は、この「どっちに転ぶか?」というドキドキ感が忘れられず、ヤメられないんでしょうけど・・・。

 

ということは、「ギャンブル」で儲けることができるというのは、「イカサマ」「不正」な行為をしないと無理だということですね。

 

次に、「投資」ですが、これは、自分の所有している資産などを社会に投じる行為です。大抵は、そこからの見返りを期待して資産を投じます。

 

自己投資っていうのも、自分の時間という資産を、勉強の活動に投じて、何かを得よう(学校に入学するとか、出世するとか)とする行為です。

 

もちろん、株式や不動産を、お金で買って、そこからのリターンを得ようとする行為も「投資」です。

 

この「投資」の特徴は、最初に投資する人が「損」をすること、そして、損を限定することができる(専門用語で「損切り」)ということです。

 

金銭でも、時間でも、まずは市場(という「社会」)に、「投じる=損する」ことがないとスタートしません。

 

そして、いくらまでになれば、撤退するか?と決められます。(もちろん、儲けもいくらになったら止めるのか?も決められます。)

 

この「投資」活動にも、運の要素が含まれるので、ギャンブル的な「投資」もありますが、基本は「損を限定して撤退できること」「資産を投じることによって社会がより良くなること」が前提です。

 

このこと自体は、人類の発展にとって悪い話ではありません。(というか、人類はこの「投資」活動によって発展してきた面も大きいと言えます。)

 

はい、最後に「投機」についてです。

 

この「投機」という言葉には、不名誉なことに、悪いニュアンスが含まれています。

 

「ギャンブル」と同じような意味で使われることもあります。

 

例えば「投資はいいけど、投機はダメ」「●●への投資は、投資じゃなくて投機だよ」みたいな例です。

 

しかし、もともとこの「投機」という言葉は、「機会を伺う」という意味が含まれています。

 

「お金の軸」ではなく、「時間の軸」(タイミング)に関係する言葉なんです。

 

「今がチャンスだ!」と波に乗っていくサーファーのあの感覚と似ています。

 

「時間」の目利きができる(チャンスを掴む)ことによって、「儲ける」ことができるんですね。

 

ややこしいのは、「投資」にも「ギャンブル」(というゲーム)にも、この「時間」という「チャンス」に乗じる行為が大切だからです。

 

そうです、「投資」にも「ギャンブル」にも「投機」的要素が含まれていて、本来の「投機」行為が良いか悪いかって話ではないんです。

 

ゼロサムゲーム(参加者の総額を合わせるとゼロになる取引)と言われる「FX(外国為替証拠金取引)」は、そういう意味では「投資」ではなくて純粋な「投機」行為と言って良いでしょう。

 

FXにも市場の「お金」の流動性を高めるという役割があるのですが、社会の「富」を結果的に創造している訳ではありません。

 

何度も言いますが、それが「良い」「悪い」ではありません。

 

必要だからこそ、社会的に存在しているのであって、「投機だからダメ」といわれる筋合いはないってことです。

 

投資と投機とギャンブルの違い

どうしても「お金」のことについて考える時、「感情」が優位に立ってしまって、「思い込み」が入って、正しく捉えることができない時があります。

 

まずは「言葉」の意味から見直すことで、歪んだ捉え方を少しずつ解きほぐしていくことが大事です。

 

このこと自体が、「お金=道具」と理解することに繋がっていくのです。

 

今回の珍言爆言
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言葉の意味を理解すると本質が見えてくる

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