冷戦時代、ソビエト連邦のスパイ(KGB)でありながら、イギリスのスパイ(MI6)としても活動していた二重スパイ、キム・フィルビーの一生について書かれた内容。
イギリスのスパイ時代の友人ニコラス・エリオットとは20年以上、同僚として、友人として活動していたが、やがてキムに二重スパイの疑惑が出てきて、その友情に変化が起こる。
読んでいて、正直辛かった。誰も幸せじゃないしね。
ベイルートからモスクワへ「蒸発」したキム・フィルビーは、果たして上手く逃げたのか?それとも、上手く追い出されたのか?
「真実は小説より奇なり」とは、まさに彼自身と彼の周りの人の人生のことのようだと思える衝撃的な一生でした。
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