とある金持ちの家に家庭教師として勤める聡子のまえに、不思議な青年が現れる。
彼はこの家の主人の弟(広志)で複数の人格を持つ解離性同一性障害の男だったが、その人格の一つ卓也という男に惹かれていく聡子。
この恋愛がきっかけで、多重の人格を一つに統合することに決めた広志(たち)だったが、と同時に聡子にとっては卓也が消えて無くなることを意味するのだった・・・というストーリーです。
途中まで読んで、以前に本を購入して読破していたことに気づきました。
(やってしまった!)
けど、新たな発見があって、面白かったです。
人を好きになるとか、嫌いになるというのは、その人がいるということと同時に、自分がその人を認識することから始まるんですよね。
恋愛モノとサスペンスが入り交ざった不思議な作品です。
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