自動車塗装工の木山慎一郎は黙々と仕事だけをする日常を送っていたが、ある日突然、他人の死が視える力(フォルトゥナの瞳)を持っていることに気づく。
やがて他人の運命を変えることで自分の寿命も短くなることが分かるのだが、果たして自分の幸せを選ぶのか、多くの人を救うことを選ぶのか・・・という物語です。
他人の死が見えて、その運命を変えることが出来るとしたら、自分ならどうするのか?
そこから「幸せな人生」とは一体何なのか?というテーマを掘り下げて考えさせられる内容でした。
しかし、やっと恋人を得て自分の幸せが得られそうになった時、その恋人も「そうだった」とは・・・慎一郎が電車を止めたのは精神異常者ではないということを証明する為だったとはいえ、う~ん、もう一度結末を読み直したけど、ちょっと無理がありはしませんか?
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