テレビのニュースを見ていると、たまに真剣なのか、ギャグなのか、本気で悩むことがあります。
先日も、地球温暖化を防ぐために二酸化炭素(CO2)の放出を減らそうと、「グリーンカーボン」だけでなくより効率の良い「ブルーカーボン」に注目が集まっているというような話題が放送されていました。
「グリーンカーボン」=地上の緑地化、「ブルーカーボン」=海中の緑地化という意味の最近の言葉だそうです。
非常に簡単に言えば、昆布などの海藻にCO2を吸収させるというプロジェクトがあるというニュースでした。
参照:
えっと、どこから突っ込めば良いのか分からないのですが、今回は一点「植物にCO2を吸収させたら地表のCO2は減るのか?」ということについて、ツッコミます。
「本当に地球温暖化しているのか?」とか「日本が二酸化炭素の放出を防ぐことに意味があるか?」というような政治的・イデオロギー的な(科学的ではない?)課題については、少し横においておきましょう。
まず、植物は太陽エネルギーを利用して、二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。これを「光合成」と言います。
これは、分かりますね。小学校で習ったと思います。
それでは、太陽が出ていない夜はどうするか?
酸素を吸収し、体の中の栄養使って活動し、二酸化炭素を放出する。
これも分かりますね。
ただ、日中の二酸化炭素を吸収する分より、夜中に放出する二酸化炭素の量が少ないので、植物の体が育つ。(植物のカラダに炭素が取り込まれる。)
つまり植物のカラダというのは、(二酸化)炭素の吸収と放出の差で出来たものです。
これも分かりますね。
それでは、その植物が死んだ場合はどうなるか?
他の動物やバクテリアや細菌などが、植物のカラダを食べて、栄養にして、二酸化炭素が放出される。
結局、植物を餌として食べた別の生き物のカラダになっても、またそれを食べた動物のカラダになって、二酸化炭素が放出されます。
食物連鎖ってやつですね。
これも小学校の知識があれば、理解できると思います。
ただ、大量の植物が、ある日突然発生した火山の爆発などにより、一気に地中に埋まってしまったら、その植物の二酸化炭素は地中に埋れてしまいます。
そうなれば、地表の二酸化炭素の量は、地下に埋れた分、減ることになります。
それ以外は、地上でも海中でも、グリーンでもブルーでも、カーボン(炭素)の量は同じです。
ということで、地球温暖化を抑制するために二酸化炭素の放出を防ぐために「ブルーカーボン」を推進していたニュースを見て、どうしたら良いのか?と思った訳です。
「その昆布食べたら、結局、ワシの屁や糞になって、二酸化炭素は放出されるのになぁ」
昆布を食べずに地中奥深くに埋めたら、地表のCO2の量は減りますけど・・・地中に埋める際に、何らかのエネルギーが必要なので、結局CO2を放出することになりますけどね。
このニュースは、ギャグなのか?それとも真剣なアホなのか?
1+1=2だったよな・・・たしか。
地球温暖化の問題というのは、難しいよな。前提の公式が「常識外」なので・・・。
今回の珍言爆言
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二酸化炭素って屁と糞だった。
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