映画監督として成功したトトが、シチリア島の小さな村で育った少年~青年時代を回想する内容。
いわゆる思い出に浸る系なのですが、少年時代に入り浸った映画館の映写技師アルフレードとのやり取りが絶妙に良かったです。
幼い時に父親を亡くしたトトの父親代わりとして、また友人として、映写技師の上司として、トトに様々なアドバイスをするアルフレード。
私もおっさんになったんだなぁ、と思ってしまうセリフばかりでした。
多分若い時にこの作品を観ても、それほど感動しなかっただろうなぁ。
そう、人生ってこんな感じ、いろんな意味で感動できる作品でした。
ちなみに長尺の完全版ではなかったです。
完全版は、初恋の相手と再会するシークエンスがあるそうなので、機会があれば鑑賞してみます。