「錬金術」という物質の再生術を使い、死んだ母親を人体錬成させようとして失敗し、兄のエドは腕と足・弟のアルは肉体を無う。
エドとアル兄弟は、失ったものを求め国家錬金術師となり、軍の狗として活動しながら、様々な事実を知っていき・・・というファンタジー・バトル作品です。
人体錬成・真理の扉などは、人間の倫理観(クローン技術の賛否・不老不死)が背景にあるのでしょう。
また最初は味方と思いきや、実は悪玉の対象だったり、逆に敵対していた相手が仲間になったりと、伏線が複雑に絡み合う感じの世界観が逸脱でした。
後半の「約束の日」の決戦は、グイグイ引き込まれるような圧巻のストーリー展開で、読み終えた後の読後感はとても爽快になりました。
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