この筆者の「資本主義の終焉と歴史の危機」を以前に読んで参考になったので、本作も購入して拝読しました。
低金利は資本主義の行き詰まりだという筆者の意見には、前回同様賛成します。
その現象が、自国ファーストという考え方に繋がるというもの納得できます。
その次のステップはどうなるのか?という部分は、私と意見が異なりました。
資源が有限でこれ以上拡張していかないのは、果たして事実なのか?
ここのスタンスが違うと予測も異なるものになると思います。
金融資本主義が現実社会に引き起こす問題を解決するには?
中世に戻るのか?金融帝国主義になるのか?
イスラム金融という選択肢はないのか?
この辺りをもう少し深く追求していきたいと思います。
閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書)
posted with amazlet at 17.11.05
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