上昇志向の強い若手証券マンと、冷酷で貪欲なハゲタカ的投資家による企業買収を描いた金融サスペンスもの。
若手証券マンをチャーリー・シーン、ハゲタカ投資家をマイケル・ダグラスが演じている。
ものづくり中心で成長してきたアメリカが、他国(この時代からして日本)に追い抜かれて、「マネー主義」に移行している過渡期に映画化されているので、アメリカ内でもどちらが行くべき道なのか葛藤していた面があったのかと思います。
その後、金が全ての過剰な資本主義(マネー主義)を選ばざる得なかったのですが、いつの時代も人間というのは強欲なものなんですね。
ストーリーは、インサイダー取引は発覚して逮捕される若手証券マンが、最後の最後ハゲタカ投資家の肉声を録音することに成功。
多分、この作品に影響されて金融サスペンスものがその後に量産されているので、あんまり新鮮味は無かったです。
なので、何となく懐かしい感じはしましたが、★2つといった所です。
金融サスペンスものと言えば、この映画の方がメチャクチャで面白かった。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓