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【読書】「あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門」ジェイソン・ツヴァイク:著

あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門

投資をしている時、人間の脳はどうなっているの?ということについて書かれた著作です。

 

なぜ「投資は失敗する」のか?ということを、脳の成り立ちから考えると納得ができるものがあります。

 

ドーパミンが出て脳が活性化するのも、パターンが決まっているんです。

 

ということは、そのカラクリを理解した上で、投資をすれば、より冷静に判断できるってことか?

 

はい、頑張ります。

 

参考になった部分を(少し長いですが)引用させて頂きます。

 

  • 人間の脳はもともと生存の可能性を増すようなものを習得し、生存の可能性を減らすようなものを避けるようにできている。
  • 確かに直感は、驚くほどに素早く正確な判断を下すことができる。ただし、正しい条件の下でのみだーつまり、よい決断に達するルールがシンプルに安定している時だけなのだ。
  • 反射脳は強力だが愚かで、熟考脳は弱いが賢いというわけではない。実際、それぞれのシステムには得手、不得手がある。
  • 熟考システムは必要がなければ、何もしたがらないのだ。
  • 金融市場で熟考システムにむやみに頼る人は、しばしば木を見て森を見ずに失敗し、無一文になる。
  • 投資する脳は、実際に利益を得るときよりも、期待する時の方が興奮するという生物学的な仕組みを備えるようになったのだ。
  • ヨギ・ベラの「未来は過去とは別のものだ」という有名な言葉がある。
  • 報酬が近くにあると、脳は待つことをいやがる。
  • 自然に空白がないように、人は規則性のなさを嫌う。予想不可能なものでも、予想したくてたまらなくなるのは、反射脳のドーパミン・センターに由来する。
  • 二連続は投資脳のスイッチを入れる。三連続が来ると予想させるのだ。
  • コントロール可能なものをコントロールする。
    期待・リスク・覚悟・費用・手数料・税金・自分の行動
  • 脳があまりに忙しくなりすぎて、データの擬似パターンを見つけられないようにすることによって、中断がその成果を向上させる。
  • 投資のパフォーマンスを改善するために唯一最大の一歩は、鏡の中の自分を正直に見つめ、本当に自分が自身で思っているような投資家なのか自問自答することだ。
  • できることをすべて達成する唯一の方法は、できないことはできないと受け入れることだ。
  • 連続して成功すると、人は突然、純粋に無作為な工程に対して力を持っているように感じてしまう。
  • 自信にはもう一つの奇癖がある。作業が難しくても、成功の確率が五〇対五〇に近くほど、自分の可能性に自信を深めるようになることだ。
  • バフェット自身は、自分が知らないことを知ることが成功の鍵だったと信じている。
  • 「どうして?」と、四、五回聞くことは、自分自身や誰か他の人の知識の限界を試すよい方法である。
  • お金を失うという考えは、命を失うことと同等の緊急性を持つため、頭頂間溝と呼ばれる脳の部位で激しい反応を引き起こす。
  • たとえ誰も死ななくても、少しのお金を失うことに最も耐えられない人たちが、最もリスクの高いものにお金を投じる傾向があるのは悲しいことである。
  • 人はしばしば、最も起きにくい危険を恐れ、自分の身に降りかかる確率が最も高いリスクについて十分心配していないと言っているのだ。
  • ある出来事が起こったのが最近であればあるほど、あるいは過去の似たような記憶が鮮明であればあるほど、その出来事は心の中で、より「身近に」なり、再び起きそうに感じられるのだ。
  • 人間は反射的に物理的な危険を恐れるだけでなく、警告を伝えるいかなる社会的な信号にも身構える。
  • 人は曖昧なものを選ぼうとすると、扁桃体の恐怖中枢が過熱状態になる。
  • 神経細胞は活動を抑えることによって、エネルギーを保存する。潜在的な危険が身近になり、脅威ではなくなるに連れ、一秒当たりに送り出す信号数を減らす。
  • 投資家にとって最も難しい課題の一つは、自分の犯した失敗にどれだけ後悔するかを事前には知りえないことだ。
  • 人は惰性で投資するのである。
  • 教訓ー棚ぼたをどれほど素晴らしいと感じるかは、それをコントロールする自分しだいということだ。
  • 投資家が大失敗に嫌気がさすと、最後は本能的に損失を回避する行動に出る。
  • 自分がうんざりすることで、他人が金持ちになる。結局、株価が下がってから売ることは、自分が間違えたことを認めたということだ。
  • つまり、しなかったことに対する後悔は、したことへの後悔より「際限がない」ようなのだ。
  • 売却をスムーズに運ぶもう一つの方法は、売却して手にしたお金を全く別の物には投資しないことだ。
  • お金で幸福を買えるかどうかはわからないが、幸福でお金を買うことはできる。
  • 本当のところ、お金で幸福は変えないということだ。ある程度必要なお金を手にしたら、さらに多くのお金で買える幸せは、考えているよりずっと小さい。
  • 幸せであればあるほど、おそらくより長生きし健康であり続けるだろう。そしてより多くのお金を手に入れる可能性も高いということだ。
  • 幸運は心の準備を怠らない人にしか微笑まない。
  • 時間が経つうちに変わるような決断をする時、投資脳はしばしば混乱する。
  • 要するに、「よく考える」ということだ。

 

 

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