仕事一筋の夫テッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)は、家事と育児をやっていた妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)が働きたいと言っても取り合わなかった。
そんなある日、ジョアンナが突然家を出て行くと言いだし、その日から父テッドと息子ビリーだけの生活が始まるのだが・・・というストーリーです。
当時、アメリカで社会問題化しつつあった離婚問題、親権・養育権の問題などを描いたヒューマン・ドラマです。
夫は仕事で外に、妻は家事と育児で家にという価値観が、変化し出した社会の様子を描いていて興味深かったです。
息子ビリーの養育権が妻側に決まった時に、テッドがビリーに公園で打ち明けるシーン。ビリーのセリフにもらい泣きです。
親が別れるというのは、やっぱり子供が可哀想ですね。
映画のラストは、二人がよりを戻すような終わり方だったのですが、原作の小説ではそうではないラストだったようです。
個人的には原作の方が合っているような気がします。
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