ファイナンス的な視点から見た「人の価値の考え方」について書かれています。
この本、ある書店では、「自己啓発」の所に置かれていましたが、これはちょっと違いますね。
もちろん、この考え方は、いわゆる「お金持ち」になる為、あるいは「裕福」になる為に役立つかも知れませんが、大切なのは、今「お金」を持っていることよりも、将来に渡って「稼ぎだす」能力を持っているかということです。
つまり「65歳の時にいくらお金を貯めているか?」という事よりも、「65歳でも自分は稼ぐことができるのか?」という考え方が大事です。
もちろん、肉体的に健康ということも重要ですが、65歳でも稼ぐ仕組みをいくつも構築できる能力が大事なのです。
この本を読んで、あらためて、納得できる点が多くありました。