
「生命とは何か」という命題に生物学者である著者が、数々の実験・検証法から解き明かす内容。
過去の科学者が、どのように生物学を構築してきたかを、わかりやすく解説してくれていて学術書というより、ミステリー小説のようにどんどん入り込めました。
結果が判明した今から振り返ると「そんな簡単なこと」と思えるのでしょうが、手探りで真実を探究していた科学者たちは、本当に雲を掴むような試行錯誤の連続だったのでしょうね。
膨大な実験を繰り返しても惜しくも歴史に名を残せなかった科学者(アンサング・ヒーロー Unsung Hero)たちの無念さも十分に伝わってくる内容でした。
DNAの二重らせん構造を解明した(とされる)ワトソンとクリックの隠されたエピソードは、唸るくらい面白かった。
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