
アメリカ軍統治下の1970年代、隆盛を極めた街コザ(沖縄市)で米兵たちを熱狂させた伝説のロックバンドのメンバーだったハルが、現代のコザで交通事故に遭い亡くなる。

活気を無くした現代の沖縄市コザで無為な日々を送るハルの孫翔太の前に、祖父ハルの霊が現れ、翔太の体を乗っ取る。

一方、体を乗っ取られた翔太の魂は、1970年のコザへタイムスリップするのだが・・・というストーリー。

やり残したことのある祖父の魂が孫の身体を乗っ取り、最後の夢を叶える系の話です。

ベトナム戦争の影響で活気溢れたコザの街で生きた若者のノスタルジックな想いを、現在に昇華させるために孫の魂をタイムスリップさせて、当時の様子を体験させるというアイデアは面白かったのですが、それにしては、昔のコザや沖縄の熱量があまり伝わってこなかった。

全体的にコメディタッチの演出で楽しい作品ではありましたが、その分、現在のどうしようもない活気のなさを表現し切れていない感じ。
1960年代の沖縄、ベトナム戦争、米兵、沖縄のロックシーン、どれも作品に取り上げるには素晴らしい素材なのに、かなりもったいないというのが正直な感想です。
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