
幼い頃、アメリカの先住民シャイアン族に育てられたジャック(ダスティン・ホフマン)は、17歳の時に白人との戦いで救出され牧師の家に引き取られる。

その後、ペテン師の薬売りと商売をしたり、ガンマンをしたりして、スウェーデン人の妻と結婚し雑貨商を営むが事業に失敗。

そんな時、先住民にさらわれた妻を探すために、アメリカ騎兵部隊のカスター将軍の偵察員となるが、大量虐殺を見て、自分を育てたシャイアン族の村に戻り、新たにシャイアン族の妻を得て、幸せな生活を送る。
しかし、今後はそのシャイアン族の村も騎兵隊の虐殺を受け、妻子や仲間を失う。再びカスター将軍の偵察員となるが、何もかも嫌となり世捨て人となってしまう。

荒野で自殺を図ろうとした時、またカスター将軍の軍と遭遇、偵察員となり、今度はカスター軍を先住民に有利な方に導き、やがてカスター軍は全滅を強いられるのだった・・・というストーリー。
先住民に育てられたジャックが、時代の波に呑まれ、のらりくらりとその場しのぎの選択をしながらも、最後は絶滅する先住民の元に戻っていくという話です。

それまでの白人=善、先住民=悪という図式の「西部劇」から、先住民側に立った視点で描いた転換点となる作品とのことです。
しかし、激動の時代というのは、なんやかんやしていても生き残れるものなのでしょうか?

主人公のジャックは、正義感が強い訳でもなく、結構流されて生きているのに、最後はシャイアン族側に有利になるように動く所がポイントです。
しかも白人の生活に戻り馴染もうとしているジャックも描かれた上で、白人の強烈な残虐性も上手く表現しているので、説得力があると感じました。
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