
第三次世界大戦後の世界リブリアでは、党首ファーザー率いるテトラグラマトン党が独裁政党と君臨し、人々には感情を抑制する薬の投与が義務付けられた統制社会だった。

薬の服用を拒んだ者は、特殊捜査官「グラマトン・クラリック」により摘発され粛清・処刑されていたが、トップクラスの捜査官ジョンは相棒が粛清されたのをきっかけに感情抑制薬の投与を止めてしまい・・・というストーリー。

「ガン=カタ」という武術をミックスしたようなガン・アクションも良かったですが、それ以上に世界観が素晴らしかった。

争い事を無くすために「感情」を抑制しようとした人類だったが、その結果、逆に人間らしさを求める人々が反逆者となり、統制社会にクーデターを企てる。

統制する側も結局、欲とか怒りという感情によって自らを滅ぼすことになる。

管理社会の描写とか、主人公に都合の良いアクションとか、細かい部分の指摘は否めませんが、宗教的・哲学的なテーマが盛り込まれていて、なかなか良かったです。
「人間とは何か?」と気づかせてくれる秀作だと思います。
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