小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の一生を描いた伝記小説。
彼の生い立ち、コンプレックスからどのように日本の渡り、妻となる小泉セツとの出会い、日本人・日本文化を愛していった小泉八雲の姿を描いています。
全てが史実ではないフィクションの部分もあるのですが、非常に興味深い内容でした。
アイルランドからアメリカに渡った時期は、彼はかなり気性の荒い「ヤバい」人物だったようです。
そんなハーンが日本に渡り、松江に移り住んだ頃から日本に馴染み、自身の性格も変わっていく。
そして急速に「近代化(欧米化)」する日本を憂いていく彼は、私たちに日本人とは何か?と憂い、現代の私たちにもこの命題を突きつけているのでした。
これドラマになるなぁと思っていたら、NHKの朝ドラで扱われるそうですね。さて、どんな風にアレンジされるのでしょうか?
気になります。(たぶん見ないけど)
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