とあるヨーロッパの王子は贅沢三昧で傲慢な生活をしていたが、ある日サソリに刺され、余命を宣告される。
死の恐怖に苛まれた王子は、謎の老人に出会い、ハイデガー哲学を学びながら、幸福な生き方を体得していくというストーリー。
オスカー・ワイルドの作品「幸福な王子」(燕が王子の銅像の金箔を配るという話)の前日譚のような話になっています。
死を意識して初めて、この世の中との関係性に気付くことが出来、本当の幸せを感じるという話を、ハイデガー哲学を通して学べる内容になっています。
けど、ハイデガー哲学の説明が・・・ちょっと複雑ですね。
仏教的な「縁起」とかの方が、しっくりくる感じがするけど・・・。
まぁ結局、死を本当に意識できないと人間というのは惰性で生きてしまうんです。たぶんね。
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