1940年のスペインのある村に、映画『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってきた。
6歳の少女アナは想像力たくましく、スクリーンのフランケンシュタインを精霊と思い込み、その怪物が村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、その小屋を訪れるようになる。
ある日、その小屋に一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会うのだが・・・というストーリー。
大人の都合で世の中は内線が起こり物騒になっている一方で、少女アナは純粋に成長していく。その姿を幻想的に表現している作品でした。
このアナちゃんが、本当に美しいんです。お姉ちゃんのイザベラちゃんも子供らしいと言えば子供らしいのですが、妹のアナちゃんの純粋さが際立っています。
あと大人たちの陰鬱とした表情が、暗い社会情勢を表しています。
そのわずかな描写の違いが、さらにアナちゃんの美しくもある純粋さを引き立てていました。
スペイン映画史の中でも特に評価が高い作品とのことですが、やはり現代では少しまったりし過ぎ(テンポが遅すぎる)と感じたので、★2つです。
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