当然、大昔に鑑賞したことはあったのですが、その時は、「家庭教師が子どもたちと歌を歌う」ミュージカルという印象だけでした。
改めて鑑賞して、これは凄い!無駄なものが無い素晴らしい作品でした。
当時未熟な私は、「修道女が家庭教師になって歌を歌う」だけの作品と思っていたのです。
修道女見習いのマリアは、ある日7人の子供がいるトラップ一家の家庭教師をするように命じられ、オーストリアのトラップ家へ向かう。
トラップ大佐の軍隊式の厳しいしつけで育てられた子供達に歌を教え、心を通わせるようになるマリア。それを見て、子供達に必要なものに気づくトラップ大佐。
やがて婚約者エルザとの結婚を決めるトラップ大佐だったが、心の奥ではマリアに惹かれていることに気づく。
その頃、ドイツ第三帝国(ナチ)からの出頭命令がトラップ大佐に来るのだが・・・というストーリー。
ナチズム(戦争)の話、宗教の話、子育て、子供の教育、思春期の男女の話、恋愛などなど、様々な要素が盛り込まれていました。
もちろん音楽は素晴らしいのですが、セリフもストーリー展開も全て無駄が無く素晴らしい。
セリフ全てが音楽のよう。こんな綺麗な英語って、まだ残っているのだろうか?
何度も観ても新しい発見があるミュージカル映画です。
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