舞台は、日本語の文字たちがすむ五十音村。
そこで毎夜、文字たちはおしゃべりに花を咲かせていました。
そんなある日、音の無い小さい“っ”をからかったことで、傷ついた小さい”っ”さんは、姿を消します。
すると、いらないと思っていた小さい“っ”が無くなったことで、日本語は大混乱に・・・というストーリー。
「鉄器を作る」が「敵を作る」、「OKがあれば、訴えますよ」が「桶があれば、歌えますよ」にという具合にです。
普段はあんまり役に立っていなそうなものでも、実はめちゃくちゃ重要な存在ということに気づかせてもらえるファンタジーです。
これを日本語が母国語でないドイツの作者が書いたというからびっくりです。
小さい“っ”が無くなっても困らなかった人は、政治家だけというのも笑えました。
誰も政治家の話の中身を聞いていないからね。
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