原子力発電所を取材中に、偶然何かの事故に遭遇したTVキャスターのキンバリーとクルー達。
秘密裏に収めたフィルムは放送禁止となってしまい、真相を追うTVクルー達は、発電所の危険性を認識している責任者ジャックに行き着くが・・・というストーリー。
利益優先の経営陣と、発電所の危険性を認識した技師とTVクルー達がスったもんだしている間に、原発が暴走し出すという話です。
「チャイナ・シンドローム」という言葉は、核燃料メルトダウンしたら、地球を通り抜けて反対側の中国まで溶けていってしまうというブラック・ジョークが語源とのことです。
中国の原発が爆発する映画だと思っていたら、全く間違えていました。(中国にとって不名誉なキーワードですね。)
むしろ、「フクシマ・シンドローム」とか「トウデン・メルトダウン」とかに変えなくてはいけないのでは?と思いますが・・・。
映画の内容は、原発に関して、利益優先の経営層と正しく危険性を認識している現場との戦いという話で、公開当時は衝撃的な内容だったのではと思います。
映画内では、ここの原発は、メルトダウンしなかったんですけどね。
実際に、福島原発ではメルトダウンしちゃいましたから、今となったら、微笑ましい話くらいのストーリーでした。
日本の原発の仕事に携わっている人は、この映画を見たことが無いのだろうか?
人間のすることだから、ミスや失敗があることを前提にしないといけないことを再認識させられる内容でした。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓